退職代行サービスを使って辞めようと悩んでいる時点で、今の職場との関係性が悪いですね。
最近流行りになっている、「退職代行」について保育士目線で使う基準と、注意点、安心して使えるサービスを紹介します。
退職代行を使って辞める人は年々増えており、2023年度の退職代行利用職種調査(女性)で保育士は第5位。
決して珍しくも、非常識でもありません。
この記事を読めば安心して辞められる方法がわかります。
私は社会保険給付金2,388,520円受給して辞めました。
社会保険加入期間が1年以上ある人は社会保険給付金アシストに一度相談しましょう。受け取れる給付金が最大7倍〜10倍になる可能性があります。そして、退職代行サービスも無料で受けられます。
社会保険給付金サポートについてすぐ知りたい人は「社会保険給付金サポートを利用しよう」から見てください。
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退職代行サービスとは?
退職代行とは、働いている人に変わり雇用主との退職手続きを代わりに行ってくれるサービスです。
退職代行サービスの認知度
大手転職サイトの調査では、72.7%の人が退職代行サービスの存在を知っていると答えています。
また、テレビや新聞でも取り上げられ、年々多くの人が「退職代行サービス」を身近に感じるようになってきました。
SNSでもよく話題にでるので、特に若い世代は知っている人がほとんどですね。
退職代行サービスを利用した人は?
現在、退職代行サービス利用者の公の調査結果はありませんが、大手転職サイトの調べでは13.4%の人が「利用した・利用した人を知っている」と答えています。
学校で例えると、40人クラスの中で5人も利用しています。
思ったより利用している人が多いんですね。
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なぜ退職代行サービスが求められているの?
- ブラック労働からの脱出
- メンタルヘルスの重要性
- 働き方の多様性(キャリアアップ)
退職代行サービスが注目される主な理由は、労働環境の変化と働く人のニーズの多様化にあります。
特に、人間関係の問題やブラックな労働環境から抜け出したい人にとって、心理的な負担を軽減し、次のステップに進むためのサポートをしてくれます。
退職後の転職サポートがある業者もあります。
ブラック労働から抜け出す
保育園によっては、持ち帰り仕事が当たり前の園もまだありますね。
また、タイムカードを押してから書類を書いたり、行事の準備をしたりしてサービス残業が常習化していませんか?
そんなブラック労働から脱出したくても、人手不足からなかなか退職を言い出せない。
周りを気にして、責任感の強い人ほど自分では言えず、苦しんでいます。
1日も早く今の職場から離れたい人には頼れるサービスですね。
メンタルヘルスの重視
職場のストレスが原因で精神的な不調を抱えている人が多いです。
その回避策として退職代行が選択されています。
自分の心と体を守るために、全職種で利用する人が年々増加。
保育士は女社会なので、一度関係が崩れてしまうと毎日がツラすぎますよね。
「石の上にも3年」とよく言われましたが、何より自分の心が一番だと思います。
働き方の多様性が広がっている
昔のように一つの会社に定年まで勤めあげる時代は終わりました。
現代は様々な働き方があり、年度途中での採用も多くあります。
キャリアアップのために、より良い労働条件を求める動きが活発化しています。
職場との面倒な交渉をせず、「1日も早く自分の人生を歩みたい」と考える人の利用が増えています。
退職代行サービスの種類と費用の目安
運営元によって3つの種類があります。
運営元の違いと、できるサービスの違いをまず知りましょう。
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保育士が退職代行サービスを使うのは非常識?
2023年の調査では、保育士は女性職種の中で第5位。
一定数の人が利用していることがわかりますね。
決して非常識でも、珍しいことでもありません。
園長はじめ主任は職員に辞めてもらったら困るので、たとえ退職代行を利用した保育士がいても誰にも話しませんよ。
ただ「自己都合で辞めた」「体調くずしちゃったんだって」で終わります。
利用者の退職理由
- 体調不良(精神的)
- 精神的にきつい
- 人間関係がつらい
退職代行サービスを利用して辞めた人の退職理由は、人間関係のストレスからくるものが上位を占めます。
辞めたい理由が体調不良と精神的にきつい人は、社会保険給付金を最大限受け取り、退職代行サービスを無料で受けることをおすすめします。
利用できる条件があるので詳しくは「社会保険給付金サポートを利用しよう」を見てください。
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利用者の年齢
20代の利用が圧倒的に多いです。
早い時点で自分に合わないと思ったら、退職代行サービスを利用してキャリアチェンジしている人が多いですね。
10代から50代まで、幅広い世代で徐々に利用者が増えてきています。
保育士が退職代行サービスを利用する基準と理由
保育士歴21年の私が保育士目線で、退職代行サービスを使って辞めた方が良い基準をお伝えします。
過去の自分の経験と180名以上の保育士と一緒に働いてきた経験から以下に当てはまる人は、退職代行サービスを使って今すぐ辞めることをおすすめします。
- すぐ辞めたい
- なかなか辞めさせてもらえない
- 精神的・肉体的に限界
- 自分で言い出せない
- 有給消化をして辞めたい
すぐ辞めたい
「行きたくない」「辞めたい」と心から思っているなら、迷わず退職代行サービスを使ってストレスから解放されましょう。
そして次の自分のステージに行くことをおすすめします。
悩んでいる時間、園と交渉している時間がもたいないです。
数万円できっぱり辞められるので、自分の人生今後もその職場で働き続けたいかよく考えてください。
時間は有限です。
1日でも若いうちにシフトチェンジができれば可能性が広がります。
なかなか辞めさせてもらえない
退職の意思を伝えても、ちゃんと聞いてもらえなかったり、「先生がいなくなったら困る」と言われてなかなか辞めさせてもらえない保育士は多いですね。
私も同僚も何度もあります。
公立に務めている時、園長に「あなたが辞めるなら、私も辞める」と言われ、辛い中年度末まで我慢して働き続けました。
あの時「退職代行サービス」を知っていれば確実に使っていました。
精神的・身体的に限界
精神や身体に不調がでている人は退職代行サービスを使って、今すぐに辞めてください。
自分の体調を崩してまで、働き続ける必要はありません。
限界を超えたら、後は壊れるだけです。
私の経験から一度壊れてしまったら、体調を回復させるにはかなりの時間がかかります。
その環境から逃げて、あなたの心と体を守ることが第一です。
お金の心配がある人は、社会保険制度を利用しましょう。
「社会保険給付金サポートを利用して、退職代行サービスを無料で使おう」の項目を、すぐ見てください。
自分で言えない
そもそも、園長や主任が怖くて言い出せない保育士もいますね。
私も今日こそは退職を言いだそうと思って事務所の前まで行き、扉を開けられないことが何度もありました。
自分で電話もラインもせず顔を見ずに辞められるのが、退職代行サービスの最大のメリットです。
毎日神経をすり減らしながらの保育は、事故を起こす原因にもなります。
自分の不注意から子どもに怪我をさせてしまう前に、退職代行サービスを使って心を軽くしましょう。
退職前に有給を消化したい
せっかくの有給休暇、しっかり使って辞めたいですよね。
でも、保育園はいつでも人手不足。
自分で辞めたいと言うだけでもハードルが高いのに、有給の申請までするのは自分ではできない保育士が多いと思います。
私もたくさんの有給休暇を捨て、退職してきました。
本当に、もったいなかったと思います。
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保育士が退職代行サービスを利用するメリット
スムーズな退職を実現できるのが退職代行サービスのメリットです。
- 園長の顔を見ずに辞められる
- 退職につい自分で調る必要がない
- トラブルになる心配が少ない
- 辛い環境から今すぐ脱出できる
- 有休消化や退職金の交渉をしてもらえる
園長の顔を見ずに辞められる
中には高圧的な園長もおり、顔を見るのもストレスな保育士もいますよね。
退職代行サービスを使えば、面談の場を持たずに退職できます。
顔を見ることも、電話を自分ですることもなく辞められ、心理的苦痛を減らしてくれます。
退職につい自分で調る必要がない
退職願いだったり、退職届だったり書き方や申し出の仕方が微妙に違います。
一つ一つ自分で調べるのは正直面倒ですよね。
また、きちんと調べて書いたのに受け取ってもらえないケースもあります。
退職代行サービスには退職や法律の専門家がついています。
自分で調べる手間が省け、受け取り拒否も回避できます。
トラブルになる心配が少なく確実に辞められる
業者選びを間違えなければ、退職後トラブルになる心配はまずありません。
民法627条に基づき、大企業やブラック保育園でも解約申し入れの日から2週間で退職できます。
<解雇・退職について>
引用:厚生労働省
第 627条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。
退職代行サービスを使えば、しっかりサポートしてもらえます。
辛い環境から今すぐ脱出できる
最大のメリットは、何より今すぐ職場に行かなくて良いことです。
代行業者との契約が済めば、自分で職場と交渉する必要はなく、翌日から出勤する必要もなくなります。
1日も早く辛い環境から逃げ出したい人には、救世主ですね。
有休消化や退職金の交渉をしてもらえる
有給休暇や退職金の代行申請も行なってくれます。
退職金は賭けていればもらえると思いますが、有休休暇をしっかり取らせてもらうのは難しいですね。
特に年度途中では、ほとんどの保育士が有休休暇を捨て退職しているのが現状です。
有給休暇をしっかり取得できれば、依頼にかかる費用を無理なく捻出できますね。
保育士が退職代行サービスを利用するデメリット
退職代行サービスを利用するデメリットは以下の3点です。
- 現職場の人間関係が終わる
- 料金がかかる
- 同じ企業・法人では今後働けない
料金がかかる
自分で退職を申し入れスムーズに辞められれば、お金はかかりません。
退職代行サービスを使うことは、専門家のノウハウや手間がかかるため料金が発生します。
合法的に安心して利用できる業者は、24,000円〜50,000円程度かかります。
現職場の人間関係が終わる
退職代行サービスを利用した場合、職場の上司や同僚と良好な関係を保つことは難しいです。
自分で保育園に行くことも、挨拶もなく辞めることになります。
貸与物の返却や、私物の回収も基本郵送での対応です。
クラスの子ども達と会うこともできません。
同じ企業・法人では今後働けない
退職代行サービスを利用して辞めた場合、同じ企業や法人ではもう働くことができないと思いましょう。
そもそも、その保育園で今後働きたくないですよね。
園側も、もちろん雇いたいとは思ってくれません。
退職後の人間関係を気にする場合は、代行サービスの利用は見直した方がいいですね。
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退職代行サービスを利用するときの注意点
- 運営元がどこか
- 返金保証があるか
- アフターサポートがしっかりしているか
「退職代行サービスの種類と費用の目安」でお伝えしましたが、運営元によって受けられるサービスと料金が異なります。
一般法人の退職代行サービスは、低費用ですが違法性が高くリスクがあるのでおすすめしません。
退職代行サービスを利用する際には「運営元」「返金保証」「アフターサポート」の3つをしっかり確認しましょう。
保育士におすすめの退職代行サービス
私のおすすめは、労働組合が運営する退職代行サービスです。
未払金や職場とのトラブルがある人は料金は高いですが、弁護士事務所を検討しましょう。
労働組合
サイト名 | わたしNEXT | 退職代行ネルサポ | SARABA |
---|---|---|---|
料金 | アルバイト19,800円(税込) 正社員29,800円(税込) | キャンペーン価格22,000円(税込) | 24,000円(税込) |
返金保証 | |||
アフターサポート | |||
転職サポート | お祝い金5万円(※条件あり) | ||
支払い方法 | クレジットカード 銀行振込 デビットカード | クレジットカード 銀行振込 | クレジットカード 銀行振込 |
相談申し込み方法 | LINE メール 問い合わせ後電話相談可能 | LINE メール 電話 | LINE メール 電話(フリーダイヤル) |
対応地域 対応時間 | 全国 365日 24時間 | 全国 即日対応可能 | 全国 365日 24時間 |
特徴 | 創業19年・5万件以上の実績 | キャンペーン価格 転職お祝い金5万円 | 成功率98%の有給消化サポート |
公式リンク | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
3社とも労働組合が運営元なので、職場との交渉が合法的にでき安心です。
また、転職サポートもあるので次の職場探しでも頼りになりますね。
アルバイトやパートで社会保険に加入していない人は、わたしNEXTが料金最安値で実績もあるのでおすすめです。
退職代行ネルサポは只今キャンペーン中。
本来24,000円のサービスが22,000円で受けられ、転職を成功させるとお祝い金5万円をもらえるのは嬉しいですね。
(※お祝い金は初勤務日から3ヶ月経過後のキャッシュバックなど、条件があるので詳しくは問い合わせてください)
SARABAは成功率98%の有給消化サポートの実績と、フリーダイヤルで24時間電話相談ができるのが特徴。
すぐに電話で相談したい人には心強いですね。
弁護士
サイト名 | 弁護士法人ガイア | 弁護士法人みやび |
---|---|---|
料金 | 55,000円(税込) | 55,000円(税込) |
返金保証 | ||
未払金の請求 | 別途料金発生 | 別途料金発生 |
損害賠償の請求 | 別途料金発生 | 別途料金発生 |
支払い方法 | 銀行振込 | 銀行振込 |
申し込み方法 | LINE メール 無料電話相談あり | LINE メール |
対応地域 対応時間 | 全国 365日 24時間 | 全国 365日 24時間 |
特徴 | 無料相談 | 無料相談 |
公式リンク | 公式サイト | 公式サイト |
弁護士法人が運営する退職代行サービスは、料金が高いです。
その分、法律の専門家である弁護士がしっかり対応してくれます。
未払金やトラブルがあり損害賠償請求をしたい人は、利用を検討しましょう。
別途料金はどちらも回収額の20%が目安です。
心配事がある人は、まずは無料で相談してみてください。
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社会保険給付金サポートを利用しよう(退職代行サービス無料)
私の一番のおすすめは、社会保険給付金サポートを利用し、退職代行サービスを無料で使うことです。
社会保険とは給料から毎月天引きされている健康保険や雇用保険のことです。
社会保険加入期間が1年以上ある人は、迷わず社会保険給付金アシストに無料で相談しましょう。
社会保険の申請は難しい書類が多く、自分ですると記入ミスで本来もらえる金額より低くなることがあります。
また、園とのやり取りの煩わしさから諦めたり、そもそも使えることを知らない保育士が多いですね。
自分でするより受け取れる金額が7倍から10倍になる可能性があるので、一度相談してください。
社会保険給付金アシストを使えば、退職代行サービスも無料で利用できます。
- 本来受け取れる社会保険給付金を受け取れる
- 金銭的なリスクなし(給付できなければ全額返金)
- 料金は受け取れる金額の10%〜15%程度
- 受け取れる金額が約7倍から10倍になるケースあり
- 無料で退職代行サービスを利用できる
- 日本全国・365日・24時間対応
「社会保険制度について受給者が解説。おすすめの社会保険給付金アシストの詳細」
「私が社会保険給付金2,388,520円受給して退職した実録」
の記事もぜひ見てください。
保育士が退職代行サービスを使うのは非常識ではない
ひと昔前までは「退職代行サービス」を使って辞めることは珍しく、非常識とも言われました。
でも、時代の変化と共に利用者は増え、私たちに身近な存在になっています。
自分の人生をどう生きたいか?
今の職場で働き続けたいのか?
よく考えて、退職代行サービスの利用も検討しましょう。
私は合わない職場から解放された時、空がいつもより明るく感じ見える世界が変わりました。
保育士は売り手市場なので、たとえ今の職場を辞めてもまた保育の仕事に戻ることは簡単です。
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以下の記事も参考にしてください。
「保育士の市場価値は高い。転職サイトを利用して自分に合った職場を探そう」
「ブランクがあっても大丈夫!専業主婦から私が2回復帰した方法」